2010年にUkulele Safari というイベントがあった
各国の代表が集まってキャンピングカーでオーストラリア全土を旅する
津々浦々のウクレレ仲間を訪ね、取材し、各地でギグを行っていく
あまりに広大な自然の前で、人は無力だが それでも蝸牛のように前に進み、生命は無限なのだと叫び続ける
詳しい日記は、このブログの2010年1月下旬あたりから見てほしいのだが、途方もない旅だったとしか言いようがない
ボスコはこのツアーの発案者であり、オーガナイザーであり、リーダーだった
ハニーはその妻で、彼とともにこの膨大な企画を成功に導いた
その時、乗組員だったゲンズは右も左もわからない土地で、彼らには随分世話になった
そんなわけで、以来、彼らとは切っても切れない家族になったのだ
昨日 ケアンズから彼らの新譜 「PRETTY PLEASE」 が届いた
彼らの演奏はボスコの繊細な、アルペジオというにはあまりに美しすぎる音のモザイクにハニーのこれまた美しすぎる音が絡み合った独自の世界と向こうのカートゥーンのようなコミカルな楽曲が有名だが、今回はいい意味で完全に切れている
ここではあえて多くは語らないが、ぜひぜひ聞いてほしい
総合的な完成度、曲の多彩さ、アレンジ、ユーモア、大胆さ、斬新さ どれをとっても、現在世界で出ているウクレレアルバムの中ではデイジーどぶゆきの 「太陽の瞳、夜蛾の唄」 と並んで最高だろう
興味のある方はゲンズまでメールを! あるいは ボスコ & ハニー オフィシャルサイトまで
http://ukulelesafari.com/index.php?pid=11627
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